企業の皆様へ

熱帯林の減少要因としては、これまで違法伐採や大規模な商業伐採が挙げられてきましたが、
近年ではプランテーションのための土地利用転換が、最大の要因となってきています。

急速なプランテーションの拡大は、森林生態系や地域住民の生活に多大な影響を与え、
特にアジアの熱帯諸国においては、ガバナンスの脆弱性や、土地に対する権利が不明確なために、
無秩序な開発が行われる事例が見受けられます。

これらのプランテーションは、パーム油、紙、バイオ燃料などグローバルに需要が拡大している
商品の原料を生産しており、日本の私たちの消費生活とも無関係ではありません。

本WEBサイトは、東南アジア諸国を対象に、プランテーション拡大による環境・社会影響と、
日本等の企業の関わり、パーム油の認証制度や、森林認証など、プランテーションに関連する
取り組みについて実施した調査報告や最新の情報をお伝えし、消費側として森林破壊を
食い止める取組みの推進を目指しています。